


深夜バスで7時間、早朝大阪駅に到着。
3回目といっても、ほとんど土地勘がないから、かなりワクワク。
旅には本が必需品。今回は雑誌「ku:nel」。
ジャズの記事にあったお勧めCD「Chat Baker/sings and plays」を購入して昼過ぎまでカフェで過ごす。
今回の目的は「CO STARRING」のショップ。
「CO STARRING」はmarbleでいつも見るフリーペーパーで知った。
都内にも沢山いろんなブランドがあるけど、俺の中で「CO STARRING」は何か別格。
自分のアクセサリーづくりとは別に、女物アクセサリーに興味があって「CO*STARRING」のアクセサリーのあり方にとても共感をもてる。大阪というのにも惹かれた。
まず、TENJINBASHI店へ。
地下鉄で南森町まで行き、商店街を抜けていく。阿佐ヶ谷の商店街にとても似ていて不思議な感じがした。
ショップは藤原ビルという古い建物の中にある。とてもいい雰囲気の建物。
屋上からウサギ(?)がぶら下がってたり、窓の冊子に動物の人形がさり気なく置いてあった。
建物には入らず、地図に載っている近くの天神橋を渡ってみたくなる。ついでに昼食。
人工的で綺麗な川とはいえないけれど、水の流れを感じれる所は好き。
中州に降りれるようになっていて小さな公園がある。夜行バスの疲れか少し居眠り。
建物に入ると、より時間の積み重ねを感じる。
ギャラリーも入っているようなのだが、会期中ではなく閉まっていた。残念。
3階に上がり「CO*STARRING」の扉を開ける。少しドキドキ。
店内に入って一周する。静かで建物の雰囲気と合っていてとても素敵。
素敵なアクセサリーが沢山あって、あ〜女の子だったらな〜と思ってしまう。
男の俺でも付けれると思えるものも沢山あった。
今回の小旅行で、何件かアクセサリーショップに入ったけれど、
クリスマス直前というのもあって、どこでも「クリスマスプレゼントですか?」と聞かれた。
残念ながら、贈りたい女性がいないんですよ・・・。
「CO*STARRING」では、正月に帰省するから母になにか贈るものを購入しようと決めていた。
今まで、母の日の「カーネーション」くらいしか贈ったことがないので喜ぶかなと。
女物のショップでアクセサリーを選ぶなんて初体験。しかも母への。
母がお洒落をしているところはあまり見たことがない。せいぜい外出する時の綺麗めな格好。
俺の中で母といえば、いつも台所にいて家事をせっせとこなしている姿なのだ。
二人でデートなんていうラフな両親ではなかったからお洒落な母は記憶にないし、あまり想像もつかない。
もの凄く迷ったけど、俺の好みも入って深い赤色のボールネックレスに決めた。
赤い小物に惹かれる。俺は、普段身につけるものは黒・昆・とか暗い色が好きなんだけど、
家に置く小物類には赤いモノがいくつかある。明るい赤ではなくて、深い赤が好き。
女性が赤い小物を身に付けていたり、赤い靴を履いているのを見ると何故か嬉しくなる。
きっと母には、落ち着いた色が似合うだろうと思ったけれど、この赤いネックレスを
して少しお洒落に着飾って、父と食事でも行って欲しいなと思う。
店員さんがとても親切に一緒になって選んでくれた。
木のアクセサリーをつくっていることから始まりいろんな話をした。
店員さんの知り合いの作家情報を教えてもらったり、とても有意義な時間を過ごすことが出来た。
関西弁で静かな口調がとても素敵だった。
会計時にふと見つけたアンティークの管箱。
訪ねると、売り物というので購入。
何だろう・・・悩んだというか見入ってしまったのだ。デザインなのか、傷と錆なのか。
何らかの製品としての始まりから俺の手元に至るまでの時間を想像してしまうのか。
中に何も入っていなくても、開けるとその管箱の世界が詰まっているように感じたのだ。
今回は選ぶ側だったけれど、つくる側とはまた違ったアクセサリーの見方と体験ができてとてもよかった。
自分がつくるアクセサリーの仕事とは別の、以前からの女性へのアクセサリーに関わる仕事をしたいという気持ちが高ぶる。
帰りは「CO*STARRING」HPのスタッフコラムの記事にあった近くのカフェに寄った。
「DETAJ」というカフェで、ここも雰囲気がよかった。
旅行で、いいカフェを見つけるというのも重要。
店を開けたばかりで客は俺だけ。いい空間。ろうそくがかっこよかった。
「DETAJ」は元に「DETAJ hutte」というアパレルがあって奥の部屋にはサンプル商品が安く売っていた。
店員の方もアクセサリーをつくっているということもあり、いろいろ話をさせてもらった。
アルミのリングを購入。「DETAJ hutte」に寄って店員さんのアクセサリーを見る。
シルクとメタルとオパールを編んだアクセサリー。女性も男性も可愛くハードに素敵なアクセサリーだった。
心斎橋まで歩いていろいろお店も見て回ったけど、三角公園周辺はギャル男が多い!渋谷?という感じ。
自分の知らない街に行くと人も観察するけど、やっぱり電柱を見る。
土地によってトランスやパーツ・色合いが違うのだ。
大阪いいね。かなりツボにはまるのがちらほら。高円寺越えたかも、でも沖縄越えは難しい。
アクセサリーをつくるようになって、電柱を描かなくなったけど、この楽しみは変わらない。
何処に行っても、電柱の写真を撮っていると周りの人は何かあるのかと思って一緒になって見上げる。
俺にとって、電柱とグラフィティー(落書)は街を知るための面白い手段なのだ。
宿は一泊2000円。今宮周辺は寝るだけの安宿が多い様。
通天閣がすぐ近くだったので見に行く。
串かつ屋とゲーセンとおやじの街。せっかくなので串かつを食べた。
翌朝同じ通を歩いたのだが、朝からおやじ達は店で酒を呑んでいた。
今回、一番大阪を感じた街だったかな。
梅田駅前のファッションビル「NU CHAYAMACHI」に「CO*STARRING」が入っているので
立ち寄る程度だったが見に行く。
一般の人達には、ファッションビルで「CO*STARRING」を知るという機会が多いだろうし
購入しやすいのだろうけど、せっかくならTENJINBASHI店のショップ・建物・周辺の雰囲気を
知ってもらいたいな〜と思った。
その後は、大阪の若者雑誌に載っていた雑貨屋「フラナガン」を見に心斎橋へ。
お店は大阪農林会館という古いビルの中にあって、隣の安栄ビルもそうなのだが、
フジワラビル同様とても雰囲気があって素敵。とても面白いお店が沢山あった。
ペンホルダー・鍵・バターナイフを購入。
バターナイフは陶器で出来ていて「昭和17〜20年頃のもので、戦時中は鉄が戦闘機具のために使われたから陶器でつくったんだよ」と店主が不在で留守番を任されたらしいおじいちゃんが教えてくれた。
最近、古いものに興味を惹かれる。時間を感じることの出来るもの。
そのモノは実用性がなくてもよいのだ。飾ってそのモノの世界観を楽しむことが面白い。
「CO*STARRING」の店員さんが「大阪はディープですよ〜」と言っていたのを
自分なりに少しは体験できたかな。
大阪が地元でも、今住んでない友人ばかりで知ってる人いないとなかなかディープにはいけないのかもしれないけど、また、自分の足で大阪を楽しみにこようと思った。 ん〜〜住んでみたいね。
